海外在住の兄弟がいる方、要注意！国をまたぐ相続、意外と面倒です
「兄が海外に住んでるんだけど、相続ってどうなるの？」
最近よく聞くご相談です。
今や留学・海外勤務・国際結婚・海外移住など、珍しい話ではありませんが──
“相続”となると一気にハードルが上がります。
たとえば、
◆ 海外在住の相続人が印鑑証明を取れない
→その場合「サイン証明」「在留証明」が必要です。
◆ 住民票が日本にない
→手続きには在外公館（日本大使館など）を通じた書類取得が必要です。
◆ 海外にある財産を相続
→現地の法律と税制も関係してきます。二重課税になる場合も……。
また、相続人の誰かが海外にいて、日本の遺言書がないケースだと──
✅ 手続きが長引く（数年かかることも）
✅ 書類の取り寄せに時間と費用がかかる
✅ トラブルの元になる（誰かが進めたがらない……等）
📌だからこそ、海外在住者が関係するなら「事前の対策」が肝心なんです。
✅ 日本の財産はどうなるのか
✅ 海外の財産にどう課税されるのか
✅ 必要な書類は何か
✅ 遺言書をどう残しておくべきか
こうした準備をしておくだけで、残されたご家族の手間と心労は大きく減ります。
＼実際に相続が発生してからでは遅い！／
専門家への相談は、元気な今のうちに。
【大井の所感🤓】
最近は、海外不動産投資も盛んです。
結構なことです。
が……
もし、所有者が日本国内にいたまま、なにも対策を取らずに亡くなった場合にその不動産はどうなるのでしょうか？
また、遺言を作成していたとして、たとえばその不動産が米国にあった場合はどうなるのでしょうか？
ここまで考えて投資をしている人ってどのくらいいるのでしょう？？？
ちょっと考えてみてください。
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